1.機種及びファイルによってシェープファイルが読み込めない場合がある不具合を修正しました。

・シェープファイルの読み込みに使用していたBufferedInputStreamが、機種、androidのバージョンによっては正しく動作しない場合があることが原因であったため、その使用を中止しFileInputStreamに置き換えました。そのため、ファイルの読み込み速度は従来より若干遅くなっています。

2.これまでのWMS画像の取得方法は取得画像サイズが画面解像度に依存する仕様であったため、画像サイズが大きくなりすぎ動作が遅くなる欠点がありました。そこで一般的な地図タイルと同様の形式での取得方法に変更し、動作速度を改善しました。ただし、取得画像のイメージが若干変わる場合がありますので、設定に「旧版の取得方法を使用する」を経過措置として追加しました。また、WMS設定の中に取得画像のサイズ指定を追加しました。サイズを小さくするとより高速に動作しますが、画像イメージも変わるので好みで調整してください。

・「旧版の取得方法を使用する」のオプションについては将来バージョンで削除します。出来るだけ新しい取得方法でご利用下さい。また、WMS設定の中に取得画像のサイズ指定は、旧取得方法の画像に似た画像イメージにするため最大(1024×1024)がデフォルトになっていますが、WMSサーバーへの負荷軽減のため、より小さいサイズを指定することをお勧めします。

3.メニューのその他に「レイヤー表示」を追加しました。表示中のレイヤーの重ね順、各レイヤーの不透明度を設定できます。

・レイヤー表示を選択すると、地理院タイルと表示中のデータのレイヤー名が表示されます。不透明度ボタンを押すと10%ずつ不透明度が低下します(薄く半透明なります)。↑や↓ボタンを押すと、レイヤーが上下に移動します。適用ボタンを押すとその設定が反映されます。リセットボタンを押すと設定がリセットされてデフォルトの表示に戻ります。

4.地理院タイルの標高タイルに立体化マスクを追加しました。他の図(空中写真や植生図等)に重ねて地形を(少し)立体的にみせるものです。

・使用例をこのHPの「標高タイル画像の表示」に追加しました。