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入力データの表示をカスタマイズする その3(点データのシンボルにpng画像を使用する)

ポイント型のshapeファイルとwptファイルの点データについては、バージョン5.1以降ではpngファイルの画像データをシンボルとして利用することができます。

使い方としてはinputフォルダ内の点データが入っているフォルダに、同じ名前のpng画像(拡張子は.png)を入れるだけです。

例えばシェープファイルのファイル名が○○○.shpであれば、png画像ファイルのファイル名を○○○.pngにして、シェープファイルと同じフォルダに入れます。

また、それとは別に○○○_△△△.pngというpng画像ファイルを入れると、○○○.shpの第一ラベルが△△△のデータについては、○○○.pngの代わりに○○○_△△△.pngの画像がシンボルとして表示されます。

(pngファイルの名前は”シェープファイルのファイル名(拡張子は除く)”+”_(アンダーバー)”+”ラベル名”+”.png”にします。)

 

それでは、前項と同じ哺乳類、魚類のシェープファイルを例として説明します。

このデータフォルダには「哺乳類.shp」と「魚類.shp」の2つのシェープファイルが入っています。

デフォルトの表示画面は次のとおりです。

アプリを一旦終了し、次のpng画像ファイルの名前を「哺乳類.png」にして、哺乳類.shpと同じフォルダに入れます。

哺乳類.png

アプリを起動して、データを表示させるとこのpng画像が「哺乳類.shp」の点のシンボルとして表示されます。

「魚類.shp」の方はデフォルトの表示のままになります。

さらに、一旦アプリを終了して、次の「哺乳類_ウサギ.png」、「哺乳類_キツネ.png」を哺乳類.shpと同じフォルダに入れます。

 哺乳類_ウサギ.png    哺乳類_キツネ.png

アプリを起動してデータを表示させると、第一ラベルがウサギ、キツネの点はそれぞれのpng画像、それら以外のタヌキ、カモシカについては哺乳類.pngの画像が表示されます。

シンボルを画像にすると、シンボルが大きすぎて実際の点の位置が分かり難かったり、シンボルが重なってゴチャゴチャする場合があります。

そのような場合には、入力データボタンを押してボタンの文字が赤枠になった状態(ポリゴンデータの場合ポリゴンの塗つぶしがされず輪郭のみになる状態)にすると、通常の表示に戻ります。

 

入力データボタンをさらに押すと入力データが非表示になり、もう一度押すとpng画像がシンボルとして表示される状態に戻ります。

完全にもとの表示に戻す場合は、データフォルダのpng画像ファイルを削除するか、ファイル名を変更してください。

点データのシンボルとして利用できるpng画像ファイルをサンプルとして用意しました。

以下からダウンロードできます。

 

 

以下はこのpng画像ファイルを使用した例です。

png画像ファイルは、ドロー系のグラフィックソフトやGIMP等で作成することができます。

windowsのアクセサリにある「ペイント」でも作成できますが、透明色は使えないようです。

(ペイントで作成した画像をエクセルに貼り付け、エクセル上で特定の色を透明にしてweb形式で保存して透明色png画像を作成する裏技的な方法もあるようです。)

そのほか、ネット上にフリーで使えるpng画像アイコン等が提供されていますので、それらを利用しても良いかと思います。

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