1.GPS衛星の配置や受信状況の表示機能を追加しました。サブメニューのGPS受信状況またはGPSボタンの長押しで表示できます。
なお、android7以前と以降では、若干表示内容が異なります。android7以降では各衛星にGPSの種類(米国のGPS、ロシアのグロナス等)を示す略号が付きますが、anrdroid7以前には付きません。
2. 測位方法に従来のGPSのみを使用する方法に加えて、GPS以外の情報も含めて位置を推定する融合型測位方法を選択出来るようになりました。設定で変更できます。両方の方法で同時にトラックを記録するオプションも付けましたので両者を比較して使用目的に合った方を選択して下さい。
googleは従来の測位方法を非推奨とし、新しい融合型測位方法を省電力、高精度であるとして推奨しています。このため、本アプリでもその測位方法に対応しました。しかし、必ずしも新しい方法が良いと言えないところがあります。
新しい測位方法にすると、googlemapアプリの測位結果とほぼ同じになり、最初の測位が速く、GPSが使えない地下街等でもある程度位置を把握できます。一方、ノイズのように測位位置が大きく振れることが多くなるほか、測位頻度(ログの記録点数)が多くなるようです。
私が試したところでは、野外で使用する場合はGPSのみを使用する従来型の測位の方が、好ましい記録結果になるように思います。ただ、使用する端末の機種によって結果が異なるかもしれません。
なお、測位方法の変更の補足事項として以下があります。
・トラックの測位方法は記録開始時に決定されますので、記録中に測位方法を変更してもトラックの記録には反映されません。
・新しい測位方法で記録したトラックにはトラック名の最後にnが付きます。
・設定画面に測位変化検出下限設定とトラックログ設定がありますが。新しい測位方法では測位変化検出下限設定の「間隔」のみが有効です。その他の設定は従来型の測位方法を選択した場合に有効になります。
・ポイント記録については、どちらの測位方法を選択していてもGPSのみを使用する従来型の測位で行われます。
3.Geopackage形式の読み込み時の不具合等を修正しました。