バージョン4.1で画面構成を大きく変更しました。起動時の画面は以下のようになります。(インストール直後に標準で表示される3次メッシュは非表示にしてあります。)
以下は、各ボタン等の説明です。
1.現在地ボタン
ボタンを押すと内蔵GPSが位置を取得している場合は、地図中心が現在地に移動し、「現在地追モード」になります。現在地追跡モードでは、現在地が地図中心になるように地図が自動的に動きます。
現在地追跡モードは現在地ボタンを押すか、地図をおおむね地図画面対角線長さの10分の1以上スクロールすると解除されます。
2.地図、地形、写真ボタン
ボタンを押すとアプリに組み込まれているGoogle Mapの表示内容(地図、地形、空中写真)が変わります。
【地形表示の例】
【写真表示の例】
3.地理院ボタン
ボタンを押すと点灯し、地理院タイルが表示されます。地理院タイルには、標準地図のほか色別標高図や各種空中写真等があり、地理院タイル表示時に地理院ボタンの右の地図名(背景青の部分)を押すと地図の種類を選択できます。
【標準地図を選択した例】
【色別標高図を選択した例】
4.地図の種類
表示中の地図の種類を表示します。地理院タイル表示中は背景が青くなり、クリックすると地理院タイルの種類を変更することが出来ます。
5.縮尺Lv表示
表示中の地図の縮尺レベル(ズームレベル)を示します。クリックすると縮尺レベルの変更メニューが表示されます。
6.方位磁石表示
表示中の地図の真北の方向を示します。デフォルトでは北が画面上方に固定表示ですが、メニューの「その他」>「設定」で地図を回転できるように変更できます。地図の北が画面上方向以外の時に触れると、画面上方向が北になるように、地図が回転します。
7.検索ボタン
押すと検索対象の地名を入力するダイアログが表示されます。地名を入力して検索を押すと画面表示範囲内から当該地名を検索して位置表示ます。検索エンジンはデフォルトではgoogleジオコーダーですが、設定でYahoo!ローカルサーチAPIを追加することができます。施設名等の検索ではYahoo!ローカルサーチAPIの方が多くの検索結果が得られます。
8.方向ボタン
機体が向いている方向の延長線と方位角、仰角の表示、非表示を切り替えます。なお、方向~座標の各ボタンは個別に表示、非表示の切り替えが可能です。
9.住所ボタン
画面中央の住所の表示、非表示を切り替えます。住所の取得のためgoogleのサーバーと通信を行います。サーバーに負荷をかけないよう、ある程度時間が経過すると表示が解除されます。また、地理院タイル表示中等でgoogleの地図等が表示されていない状態では住所ボタンは使用できなくなります。
10.標高ボタン
画面中央の地理院標高値の表示、非表示を切り替えます。値の取得のため国土地理院のサーバーと通信を行います。
11.座標ボタン
画面中央の位置座標を表示、非表示を切り替えます。
12.GPS情報ボタン
GPS衛星の受信状態を表示します。ボタン中の数字は測位に有効な受信中の衛星数です。衛星数が3未満の場合は位置情報が取得できないため、LOSTと表示されます。衛星数3~5の場合は緑色、6以上の場合は水色になりおおよその受信状態を示します。また、機体の設定でGPSを使用不可にしている場合は、×マークが表示されます。その場合は、機体の設定でGPS(位置情報)を使用できるようにして下さい。
ボタンを押すとGPS測位された位置座標、高度、測位精度、測位してからの時間を表示します。なお、GPS測位の高度は、一般的にあまり正確ではありません。正しい高度が知りたい場合は、地理院標高値を表示する機能を使用してください。
13.現在位置表示
現在地位置と機体が向いている方向を示します。GPSが位置情報を取得できていない場合は表示されません。また、GPSが取得した最も新しい位置を表示しますが、受信状態が悪い場合等で位置情報取得後に長時間経過していると実際の現在位置とは異なることがあります。(取得後、数日経過している場合もあります。)取得後に経過した時間は、GPS情報ボタンを押すことで表示できます。
14.画面中央
地図画面の中央を示します。
15.レイヤーボタン
レイヤーの表示、非表示を切り替えます。
レイヤー画面では、表示する入力データの追加や、レイヤーメニューボタン(≡)でそれらの設定等が可能です。(下は入力データレイヤーのレイヤーメニュー)
16.出力データボタン
出力データ(トラックやポイントの記録)の表示(通常表示)、表示(トラック軌跡上の通過位置表示)、非表示を切り替えます。出力データが無い場合は目立たない表示になります。
17.入力データボタン
入力データ(shapeファイル等)の表示(通常表示)、表示(ポリゴン塗つぶしなし表示)、非表示を切り替えます。表示中の入力データが無い場合は目立たない表示になります。
また、長押しすると地物選択モードを開始/終了します。地物選択モード中は入力データボタンの背景が黄色になります。
18.Wmsデータボタン
WMSの表示、非表示を切り替えます。表示中のWMSが無い場合は目立たない表示になります。
19.Tile(Wmts)ボタン
インターネット上やオリジナルの地図タイル(Wmts)の表示、非表示を切り替えます。表示中の地図タイルが無い場合は目立たない表示になります。
20.メニューボタン
押すとメニューを表示します。
21.スケール表示
表示中の地図のおおよその縮尺を示します。なお、スケールが表示されている画面右下付近ではおおよそ正しい縮尺を示しますが、本アプリの地図図法の性質上、それ以外の場所ではあまり正しくありません(特に低縮尺レベルの場合)。また、スケール表示を押すと、縮尺変更の選択が表示されます。